冬の晴れ間

 ブナフェス以来、すっかりご無沙汰してしまいました。汗 里山イノベーション研究会の牛田です。

 早くも一ヶ月(一年の12分の1!)が終わってしまいましたが、2021年も当研究会と田麦ぶなの森園をどうぞよろしくお願い致します!

 近年は少雪傾向がつづいていた当地ですが、今年はラニーニャ現象の影響なのか、年明けより大雪となりました。1月10日には、田麦集落で積雪深365cmを記録。豪雪地帯の名にふさわしい降りっぷりでした。

 家々の一階はすっかりと雪に埋まり、集落のみんなは毎日の雪かきや屋根の雪下ろしで大忙し。

雪の田麦集落(1月6日)
雪の田麦集落(2021.1.6)

 私も連日、自宅の除雪以外にも近所の雪下ろしヘルプを頼まれたりして忙しかったのですが、ちょこっと晴れたタイミングを狙ってお散歩に。

 山のブナたちは雪に磨かれたような木肌を晒しながら、束の間の陽のひかりを浴びていました。

雪に負けずに生きる、雪とともに生きるブナの森。

 冬の良い点は、かんじきやスノーシュー(西洋かんじき)を履けば、どこでも自分の好きなところに行ける/歩けること。ルートが決まってしまう夏と違い、森の中を縦横無尽です。かんじきは、スキーなどと違って、歩くことさえできれば誰でも気軽に楽しめるのもポイントです。

 夏は道がない尾根の上を。あるいはウサギやキツネの足跡を追って……

 地際の藪が雪に埋まり、木々の葉も落ちて見通しが良くなるのも、冬の森歩きを気持ちよいものにしてくれます。

 集落の裏山とはいえ冬山なので、不慣れな方は地元の人間や雪山歩きに慣れた人の案内が必須ですが、機会があれば是非チャレンジしてみてください♪